この作品は、そんな読書の魅力を再発見してもらうための企画です。本をかたどった作品の中には、3枚の小さなカードが入っております。自分の手で本を開き、カードを手に取り、集めていくことで体験が進みます。3枚のカードが揃うと、バラバラだった言葉と絵柄がひとつにつながり、まるで本の中で世界が開かれていくような瞬間を感じられます。
ページをめくる感覚、言葉が広がる感覚を通じて、読書が持つ楽しさに触れてみてください。
作品紹介ムービー
作品説明
一巻から三巻までの本が並んでいるので一つずつ開いてみてください。
中にはカードが入っています。知識のカードを集めましょう。
3枚のカードを揃えてみると、絵柄と物語がつながります。
読書で世界が広がる体験をぜひ。
◉この作品と社会課題
現代では、スマートフォンや動画コンテンツの普及により、読書量が減少しています。
◉どういう着想から生まれたか
「読書の楽しさとは何か?」を考えたとき、知識が増え、自分の世界が広がっていく感覚こそが楽しさの本質だと感じたのでそれを伝えられる企画を考案しました。
◉課題解決の方法
読書に苦手意識を持つ人や、本を手に取るきっかけが少ない人にもアプローチできる企画を考えました。
ただ文字を読むだけではなく、「本を通して世界がつながる感覚」を実際に感じられる仕掛けを作ることで、読書の魅力をわかりやすく伝えます。
◉体験方法
この作品は、Ⅰ巻からⅢ巻までの3冊で構成されています。
それぞれの本には「知識のかけらカード」が1枚ずつ封入されており、本を開くことでそのカードが手に入ります。3冊すべてを開くことでカードがそろい、絵柄と文章がつながって一つの世界が広がります。この仕掛けにより、読書によって知識が積み重なり、自分の見える世界が少しずつ広がる感覚を、手で触れられる体験として楽しむことができます。
◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
私はこの作品を通して、もっと多くの人に本を手に取ってほしいと思っています。
読書は義務ではなく、知らなかった世界に出会うための物です。知識が増えることで、自分の考え方や日常の見え方が変わり、人生が少しだけ豊かになります。この作品をきっかけに、通学や通勤の隙間時間にスマートフォンを触る代わりに、本を開いてみる人が増えたら嬉しいです。
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