手掌多汗症に関する認知度が深まるコンテンツ
手掌多汗症という症状をご存知ですか?気温やストレスに関係なく、手のひらに大量の汗をかいてしまう症状で、日常生活にさまざまな支障をきたします。しかし、まだこの症状の認知度は高くなく、当事者の多くは「変に思われるのでは」「気持ち悪いと思われるのでは」といった不安を抱えています。私自身も当事者の一人で、打ち明けることに怖さはありましたが、話してみると想像以上に受け入れてもらえることもありました。この体験から、「まずは知ってもらうこと」が静かな理解と優しさにつながると感じ、このコンテンツを制作しました。
作品紹介ムービー
作品説明
なにげない日常をを切り抜いてイラストにしました
実際にする動きを再現、体験してもらいます
当事者のリアルな感情を書き出しました
◉この作品と社会課題
手掌多汗症は、日常生活に大きな負担をもたらすにもかかわらず、まだ十分に知られていない症状です。この課題に向き合うため、当事者の思いや困りごとを、まっすぐに伝えることを目的としたコンテンツを制作しました
◉どういう着想から生まれたか
私自身が手掌多汗症に悩んでいる当事者です。
ある時、症状がひどく、どうしても隠しきれずに勇気を出して周囲に打ち明けました。
ですが、意外と受け入れてもらえたことで、「知ってもらうこと」で当事者の苦しさが少しでも和らぐのではないかと感じました。その思いから、この作品を制作しました。
◉課題解決の方法
コンテンツの内容は、 一見普通の日常の中で当事者が感じている隠れた不満を体験者に実際にする動作の中で少しでもリアルに感じてもらえるようにしました。
◉体験方法
アウドドアグッズを購入しようと考えている人が来店した際、店頭でリストバンドやカラビナを試着できます。グッズは使い捨てでなく、繰り返し使えるよう環境にも優しく配慮されています。
◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
なんでもない日常の裏の気持ち
そんな小さな気づきが、この症状に対する理解の一歩になることを願っています。