作品紹介ムービー
作品説明
カラフルな封筒は人の豊かで多彩な感情を表しています。その中には真っ黒なカードに本音が書かれていて、外側と内側の違いを色でも感じられるようにしました。
ハート型の取っ手の郵便受けで心の言葉を取るイメージです。まるで普通の外見ですが実際には隠された声が入っています。心の声に触れるということを象徴的に表しました。
問いかけカード。体験者に考えてもらい、自分の言葉を書いてもらうコンテンツ。体験したその人自身に考えてもらい、人の痛みに気づくきっかけになることを願っています。
◉この作品と社会課題
現代社会において深刻な問題となっている、心の不調や孤独感など精神的要因からの自殺に焦点を当てて制作しました。普段は気づかない、見えない言葉の裏を考えてもらう作品です。
◉どういう着想から生まれたか
気づいて欲しいけどこんなこと言えないと、表面上の言葉に隠した本音に気づいて、救って欲しかった経験から、誰かの言葉の隠された本当を考える、知ろうとすることの大切さを知って欲しいという考えから生まれました。
◉課題解決の方法
封筒の言葉と中に書かれている心の声の差を感じてもらい、問いかけカードに自分ならどのような言葉をかけるか記入することで、隠された心の声を知ろうとする、自分なりの寄り添い方を考えてもらいます。
◉体験方法
郵便受けから手紙を一つとって、外側と内側の言葉の差を感じてもらいます。そこから自分ならどんな言葉をかけるか記入してもらい、ポストに投函してもらいます。
◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
言葉を鵜呑みにするのではなく言葉を考えることで、もしその人が辛い思いを隠していたら言葉との差の違和感に一番最初に気づいて、寄り添ってあげる、温かく心の優しい人が溢れる世界になって欲しいです