目標達成カレンダー
早川 樹生
目標達成を促進するカレンダー
働く人や学ぶ人の暮らしを支える工夫が増えています。毎日の小さな努力を「見える形」にして、やる気や達成感を味わえる仕組みもさまざま考えられています。本作品「目標達成カレンダー」は、そんな日々の頑張りを楽しく続けられるように工夫された、新しい目標サポートツールです。
使い方はとてもシンプルです。まず、自分の達成したい目標を決めます。そして毎日、その目標に近づくことができたら、カラフルな付箋や色紙を一枚カレンダーに貼っていきます。そうして1日ごとに色を重ねていくと、カレンダーがだんだん明るく彩られていき、31日目には世界にひとつだけのオリジナルアートが完成します。
このカレンダーは、勉強や運動、生活習慣づくりなど、年齢や目的を問わず活用できます。子どもにとってはゲームのように楽しめる「がんばり記録」となり、大人にとっては日々の努力を彩る「モチベーションアップの道具」として役立ちます。また、家族や友人と一緒に取り組めば、互いの頑張りを見せ合いながら会話が広がり、自然にコミュニケーションのきっかけになります。
小さな行動の積み重ねを、目に見える「色の変化」として楽しめる「目標達成カレンダー」。これは単なる記録用カレンダーではなく、努力をアートに変え、達成感を鮮やかに残すことのできる作品です。
作品紹介ムービー
作品説明
カレンダー式、目標維持
上の空白の場所に、自分が達成したい目標を書きます。
目標を掲げる
目標を書いたら、開始です。
実際に可視化する
付箋などで一日ごとにその目標に近づくことをしたら、付箋を貼り何をしたかを書きます。最終的に３１日(すべて達成できたら)自分だけのオリジナルアートが完成します。
◉この作品と社会課題
現代では「続けることの難しさ」が大きな社会課題となっています。勉強や運動、生活習慣づくりなど、意欲を持って始めた目標でも、途中で挫折してしまったり、達成感を得られないまま諦めてしまう人は少なくありません。その背景には、日々の小さな成果が実感しにくく、モチベーションが持続しにくいという課題があります。
◉どういう着想から生まれたか
「毎日の努力を目で見て実感できれば、続けやすくなるのではないか」という発想から、この作品は生まれました。目標に向けた小さな行動を色で記録していくことで、努力そのものが“アート”に変わり、積み重ねる楽しさと達成感を直感的に味わえるようにしました。
◉課題解決の方法
本作品は、付箋や色紙を使って「できたこと」を一日ごとに貼り重ねる仕組みを取り入れています。小さな行動をその日のうちに可視化し、毎日色が増えていくことで達成感を積み上げていく方法です。最終的に完成したカラフルなカレンダーは、自分自身の努力の証であり、同時に目標達成を後押しするモチベーションの源泉となります。
◉体験方法
まず、自分の目標を設定します。そして1日ごとに、その目標につながる行動ができたら、付箋や色紙をカレンダーに貼ります。色が少しずつ増えていくことで、自分の取り組みが目に見える形になり、楽しみながら続けることができます。最終的に1か月後、目標を維持できていれば、カレンダーは色鮮やかなアート作品となり、自分だけの達成の証が完成します。
◉メッセージ（この作品を通してどのように世界が変わってほしいか）
「続けることの難しさ」を「続けることの楽しさ」へと変える。
この作品を通して、人々が自分の小さな努力を肯定し、楽しみながら成長できる世界になってほしいと願っています。努力が“苦しいこと”ではなく“彩り豊かな体験”として受け入れられる社会になれば、目標を諦める人は減り、自己実現に挑戦する人がもっと増えるはずです。