そこで私は、紙ゴミを小さくして捨てるとポイントがもらえる仕組みを考えました。QRコードをスキャンして、アプリでポイントを受け取ることができます。集めたポイントは、割引や商品と交換できます。
作品紹介ムービー
作品説明
紙ごみを装置に入れる
使い終わった紙コップや紙容器を専用装置に投入します。
ごみを小さく圧縮する
装置は紙ゴミを小さく圧縮し、処理が完了するとQRコードが画面に表示されます。
QRコードをスキャンしてポイントGET!
利用者はそのQRコードをスマートフォンのアプリでスキャンし、ポイントを受け取ります。」
◉この作品と社会課題
今日、ファストフード店などでは、紙コップや紙容器のゴミが大量に発生しています。これらのゴミはかさばりやすく、ゴミ箱がすぐにいっぱいになり、店舗スタッフの負担にもなっています。
この作品は、そうした紙ゴミの問題を解決し、より効率的で環境にやさしい仕組みを提案することを目的としています。
◉どういう着想から生まれたか
ファストフード店を利用したとき、紙ゴミがすぐにいっぱいになっているゴミ箱をよく見かけました。特に、汚れたゴミを満杯のゴミ箱に捨てるのは少し抵抗がありました。
また、日本に来てから数か月間、ファストフード店でアルバイトをした経験があり、そのときに紙ゴミのかさばりで、片付けが大変だったことを実感しました。
こうした経験から、紙ゴミを小さくして処理しやすくする仕組みがあればいいと思い、このアイデアが生まれました。
◉課題解決の方法
利用者が使い終わった紙容器を専用装置に入れると、装置がゴミを小さく圧縮し、QRコードが表示されます。そのQRコードをスマホのアプリでスキャンすると、ポイントがもらえます。この仕組みにより、利用者は楽しくゴミを正しく捨てる習慣がつき、店舗の作業負担も軽減されます。
◉体験方法
実際の装置はillustratorを使ってデザインし、その使い方や仕組みをアニメーションで再現しています。また、アプリのデザインもFigmaで制作し、QRコードをスキャンしてポイントを獲得する一連の流れを動画で体験できるようにしました。
◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
この作品を通して、紙ゴミの処理をもっと簡単に、楽しく、環境にやさしくすることができるということを伝えたいです。小さな行動や工夫が、大きなエコの一歩につながると信じています。より多くの人がこの仕組みを体験し、持続可能な未来への意識を高めてくれることを願っています。